ラストマイルBLOG

住宅関連業界向けVR制作teriorを運営しているラストマイルワークス株式会社のBLOGです。主に開発拠点があるカンボジアについて書いています。

Cambodia Real Estate Show 2 ~1日目~

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Cambodia Real Estate Show 2 でブース出展をしました。

今回はコンテンツの数を増やして臨みましたが、予想通りお客さんの目をくぎ付けにすることに成功いたしました。

 

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自ら開発したコンテンツをお客さんに体験してもらうことで、スタッフのモチベーションアップを目指します。

また、前回のReal Estate Showに引き続き、国内外から数多くの建築デベロッパー、不動産会社等が集まっていました。近年東南アジアの中でも不動産開発(特に富裕層向けのコンドミニアム)が活発なカンボジアですが、その要因としては国際通貨である米ドルが事実上の国内通貨となっている点も挙げられます。そのため、日本や中国、韓国などのアジアだけでなく、欧米諸国からも投資がしやすく、カンボジアでの不動産開発競争が世界中で活発になっています。

 

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Bodaijuプロジェクトは日系建築デベロッパーにより行われているもので、日系企業としてはカンボジアで最大手です。プノンペン市街地と経済特区の中心という好立地かつ、開発と販売の両方をに系企業が請け負うという安心感が魅力です。こちらにはラストマイルワークスが遠方の潜在顧客への新たなアプローチ手法を開拓するため、BadaijuのモデルルームをVR化し、ヴァーチャルショールームというコンテンツを納品いたしました。

terior 開発事例

http://terior.jp/worksample.php

 

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ORKIDE Villaはカンボジアの不動産デベロッパーで、昨年プノンペンで最も優れた住宅開発の一つに選ばれて、国内最大手の地位を築いています。建築顧客に対して革新的で親しみのある要素を使用し「植物都市」を目指しているのが特徴です。

 

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Star City はカンボジアに進出している中国デベロッパーの一つであり、特に中国ディベロッパーの建設ラッシュは激化しています。

 

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他にも目立つ模型がたくさんありました。

 

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そして、今回弊社が納品したカンボジアのCityParkのブースを訪れました。こちらも中国、上海に本社を置くディベロッパーであり、大規模なコンドミニアムプロジェクトを行っています。従来そのようなプロジェクトの場合、大掛かりになればなるほど開発期間が多くかかるため、計画段階や建設中で販売促進を図るのが困難な現状にありました。そこで、クライアント様と完成イメージのすり合わせを図り、それをVRで忠実に再現することで、建設段階でも顧客とのイメージ共有が容易になりました。また、上記のBodaijuプロジェクトのように、海外の潜在顧客にも視野を広げることが可能になり、クライアント様から納得の評価をいただきました!

 

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ラストマイルのリードディベロッパーがイベント記者団からのインタビューを受ける場面も。

 

以上、1日のレポートでした。前回よりもさらに確かな手ごたえを感じております。この調子で2日目も頑張りたいと思います。

 

VIETBUILD2017にいってきました。

 

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相変わらず雨続きのプノンペンですが、もうすぐ乾期がやってきますね!

今回は、ベトナム・ホーチミンで行われたVIETBUID2017にラストマイルワークスの納品したコンテンツが使われているということもあり、訪問してきました。

 

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VIETBUILDとは、一年に数回、ホーチミン、ハノイなどベトナムの主要都市で行われる、国内で最も大きな建設展覧会です。毎回、建築デベロッパー、不動産、建築資材、インテリアデコレーションなどベトナムの建築に関わる様々な企業がブースを出展しています。

 

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各ブース、注目されるために様々な取り組みをしていました。

 

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プロジェクターセンサーで反応するゲームに興奮気味のスタッフ。

 

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4日間行われたうちの2日間参加いたしましたが、2日間見ただけでもかなり多くの人が集まっていた様子でした。先日プノンペンでもCAMBIULDが行われましたが、やはりベトナムはそれと比べ物にならない規模だと実感いたしました。

今後もこのようなイベントに訪れることで、新たなビジネスチャンスを見つけていけたいと思います。

お知らせ

今週末行われるCambodia Real Estate Show 2 October 6&7 2017ではラストマイルワークスとしてブース出展を致します!プノンペンに在住の方、またこれからお越しになる方はぜひ遊びにいらしてください!今回初の試みとなるVRコンテンツが目白押しです。こうご期待。

Cambodia Real Estate Show 2 October 6&7 2017

https://www.realestate.com.kh/news/Official-Launch-of-the-Cambodia-Real-Estate-Show-2-October/

UE4 ArchViz Academy Cambodiaをオープンしました!!

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こんにちは!

10月2日より、Unreal Engine 4のユーザーをカンボジアに増やし、コミュニティーを作るというビジョンで、フリースクールを始めました!!新しいテクノロジーを発展させたい人をサポートし、カンボジアでVRを広めていきたいと思っています。スクールは主に、建築デザイン向けUnreal Engine 4、の基礎を一カ月で学ぶという内容です。特にPBRレンダリングを取り入れたフォトリアルな建築CGのワークフローや、アンリアル特有のブループリントを使ったインタラクティブなコンテンツ制作手法を学ぶことができます。もちろん、Oculus RiftやHTC VIVEを使ったVR制作にもチャレンジしていきます!!
生徒さんは主に建築を学んでいる大学生や、建築業者で働いている社会人です。ゲーム制作にUnreal Engine 4を使用する人はいても、建築デザインは初めてだという方が多く教えがいがありそうです。

 

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Oculus Rift を体験中。記念すべき一日目は、会社のビジョンや、スクールの内容、カリキュラムを説明した後、実際にVRを体験してもらいました。Oculus Rift、 HTC VIVE、Gear VR を使用しました。初めてヘッドマウントディスプレイを被る人もいて、とても盛り上がりました!!

 

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こちらはGear VR。スマートフォンをヘッドマウントディスプレイに装着し楽しみます。

 

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ここはカンボジア唯一Unreal Engine 4を学べる場所であり、今まで見たことのないバーチャルリアリティーの世界を体験できる場所です。しかも無料で!!オープンしたばかりですが、生徒さんを増やしてもっともっと盛り上げていこうと思います!

以上スクールレポートでした。

インターンシップ最後のご挨拶 〜ひろしまハウスにてVRお披露目会を開催〜

チョムリアップ・スオ!(クメール語でこんにちは)

ラストマイルワークスでインターンをさせていただいております大金史典(おおがね ふみのり)です!自己紹介記事もございますのでぜひご覧ください。

blog.lastmile-works.com

過去5回にわたってこのブログを更新させていただきましたが、9月20までの夏休みもいよいよ終盤にさしかかり、自分のインターン終了がすぐそこに迫ってきました。本日はこの場を借りて、自分が企画した最後のイベントの様子、そしてそれを踏まえて今までのインターン生活の中で感じたこと、学びなどをお話させていただければと思います。

 

ひろしまハウスにてVRお披露目会開催!

先日このブログでお絵描き・VR体験ワークショップの様子を紹介したひろしまハウスにてVRお披露目会を開催しました。

 

まずはじめにその様子をお伝えします!

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子どもたちの絵が現実に

今回の「お披露目会」というもの、実は前回のお絵描きワークショップとセットになったもので、子どもたちが描いた未来のカンボジアの絵を我々でVR化し、それを実際に子どもたちにお披露目してきました!

blog.lastmile-works.com

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自分たちが描いた絵が立体化、まるで触れるかのような距離にある様子にみんな興味津々、笑顔が絶えない時間となりました!

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自分の描いた絵を見つけて喜んでくれるこの姿も!

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子どもたちの目からVRが離れません!

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まさに先生もこの表情

 

自分たちが描いた絵が3D化し、大興奮の子どもたち。カンボジアの子どもたち、そしてVRのこれからへ期待が高まった1日となりました。この体験が、子どもたちにとって日常的に「考える」、「想像する」きっかけになれば嬉しく思います。

 

インターンシップを終えて

ブログからもお気づきかもしれませんが、僕は主に子どもたち向けのイベント企画を行っておりました。今後、子ども向けイベントの様子がまとまったLASTMILEのプロモーションビデオも作成予定ですのでお楽しみに!

 

何かしらのイベントの企画に携わらせていただけると決まってから、カンボジアのどの層をターゲットにしたイベントを開催しようかと考えた際、真っ先に浮かんだの子どもたちでした。南米留学中は7歳のホストブラザーがいた影響で、アフリカボランティア中は孤児院にて子どものケア活動を行っていた影響で、海外において僕の周りには、常に子どもたちがいました。今回も子どもたちに関わるイベントができれば!と、最初は軽い理由で子どもたちをターゲットに決めましたが、徐々にこの国における子どもたちの重要性を感じるようになりました。

 

カンボジアで出会った、僕が尊敬する人の一人が「今はそんなに重要じゃない、重要なのは未来だ」ということを言っていました。一見よく聞く言葉のように思えますが、自分もこの言葉には心から同意します。

 

カンボジアの「今」をつくっているのは「過去」の人々です。約40年前、ポルポトによる大虐殺という負の時代を経験したカンボジア社会には今も大きくその爪痕が残っています。「考えることができる者は殺す」という考えのもと、多くの政府関係者が虐殺されたこともあり、ポルポト後からの建て直しに時間がかかり、タイやベトナムに比べて発展は遅れていると言われています。また、多くの教師も虐殺の対象となりました。その影響もあり、現在でもカンボジアにおける教師不足は深刻な問題となっています。

 

逆に考えれば、これから40年後を作るのは今の子どもたちです。そしてその子どもたちをどう育てるかは私たちの世代にかかっていると思います。

 

昔のブログでも触れたことがありましたが、カンボジアの子どもたちにとって「想像する」、「考える」ことは非常に難しいと言われています。原因は様々ですが、公立学校において美術・音楽をはじめとする情操教育が行われていないこと、そしてテレビ、本、インターネットなど様々な情報においてクメール語で得られる情報が圧倒的に少ないことが言えると思います。そのため、想像力を働かせる機会、考える機会が日本をはじめとする先進国に比べて少ないのです。そんな環境に置かれた彼らに自分は一体何ができるか、正直まだ最善の方法はわかりません。ただ、子どもたちの教育分野においても、VRが大きな影響力を持つということは、このインターン中の経験から確信することができました。

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VRは過去の負の遺産も、これからの明るい未来も、両方の経験を提供することのできる、時空を超える最新技術です。時間も場所も選ばず、教育分野をはじめ、様々なコンテツを共有することができ、「見る」行動そのものが「経験する」ことにかわるVRは、カンボジア社会においても大きな影響力を持てると思います。そして、そんなこの国のVR業界の先頭に立つこの会社でインターンをさせていただけたこと、短期間ではありましたがラストマイルの一員になれたことを誇りに思っています。

 

上で紹介したイベントをもって、僕はこの夏のインターン期間を終えます。本当はもっともっとやりたいこと、やるべきことはありましたが、こうして「未来のカンボジアの絵を描く」イベントから「子どもたちの絵をVR化し、それを子どもたち自身に見せる」という最後まで無事に終えることができたのは、毎度的確なアドバイスをくれながら、ずっと静かに見守っていてくれた小林代表をはじめ、ディレクターの自分に対して、文句を言うどころか、常に笑顔で接し、行動してくれた現地スタッフのおかげです。

 

約1ヶ月半の間、本当にありがとうございました!

今後ともラストマイルワークスを、そしてこのラストマイルブログをよろしく御願いいたします!

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キリロム工科大学(KIT)にて講演会・VR体験会開催

チョムリアップ・スオ!(クメール語でこんにちは)

 

昨日13日、カンボジアの軽井沢とも呼ばれるリゾート地”キリロム”の大学にて、VRに関する講演会を開催する機会をいただきました。

今回はその様子をお伝えします!
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キリロムとは?

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キリロムとは主に、プノンペンから南西方向に約100km離れたキリロム国立公園を指します。キリロム国立公園には、空気の澄んだ森林地帯、清流、大きな滝などがあり、カンボジア国内では人気の観光スポット・避暑地としてよく知られています。そこで、カンボジア政府から許可を受けた東京ドーム約2000個分もの広大な土地を活用して進められているのが「vKirirom」という高原リゾートの開発です。そのvKiriromの開発を行うのは日系企業で、近年カンボジア国内のみならず、世界中から注目を集めています。詳しいvKiriromの情報は以下のリンクをご覧ください。

 

www.vkirirom.com

 

キリロム工科大学(KIT)とは?

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そのvKiriromのリゾート開発の一環として行われているのが、キリロム工科大学(以下KIT)での教育事業です。高い倍率の入学試験をクリアしたカンボジア人学生たちは全員が奨学生として在学中の学費、生活費が免除される代わりに、卒業後、奨学金提供企業で4年間働く義務があるというユニークな制度が取られています。また、まだまだ日本でも学ぶ環境を得るのが難しいAI、ロボット、AR、3Dプリンター、そしてVR等の最新IT技術を学ぶことのできる環境が整えられていることに加え、学内での公用語は英語を決められており、日々、新興国のリーダーの育成を目指した教育が提供されています。2014年11月、ソフトウェア開発学科からスタートしたKITは、今後もデザイン、リゾート経営など様々な学科を増設予定であり、また、次年度から日本人学生の受け入れも開始するとのことで、KITの今後にも注目です!

www.kirirom.info

 

 

KITにてVRに関する講演

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KITにはVRを専門に勉強する学生も多くいるということもあり、今回特別講演会へご招待していただきました。ラストマイルのスタッフが「VRは今後のカンボジア社会にどう貢献するか」、「なぜ我々はカンボジア1のテック系企業でなければならないか」、「なぜ不動産にVRが必要なのか」など様々なトピックについてお話すると、学生さんたちからも様々な質問が投げかけられ、常に真剣な姿勢だったのが非常に印象的でした。

講演会後は学生さんたちが自由にVR体験、スタッフと自由に話すことができる時間。VRに関わる機会が一般的なカンボジア人に比べて圧倒的に多い学生さんたちでも、Occulus Rift、HTC VIVEでの我々のコンテンツには驚いた様子でした!

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未来を担うKITの学生たち

講演会後、実際に学生さんたちと話した際、「KITに入学してから夢が変わった・夢を持った」という人が多かったことが非常に印象的でした。「元々はプログラマーを目指していたが、ここでの勉強があればもっともっと上を目指せると思った」、「KITに入学して得意でなかった英語でコミュニケーションがとれるようになり、現在は海外へIT分野での就職を目指している」、「ITのみならず、vKiriromのようなリゾート、ホテル経営もしてみたい」。KITにはそれらを実現できる環境が充分に整っていると強く感じました。今回の講演会が、KITの学生さんたちにとってさらに上を目指すきっかけに、また、より深い知識を得ることにつながっていれば我々は嬉しく思います。

 

キリロム工科大学の皆さん、どうもありがとうございました!

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